広島大学にて、選挙啓発を目的とするデザインワークショップを開催しました

広島大学にて、選挙啓発を目的とするデザインワークショップを開催しました

8月14日、15日の2日間で、東広島市選挙管理委員会事務局が主催、広島大学起業部 1st Penguin Clubと弊メディアYouth Vote! HIROSHIMAの協力のもと、まちづくりデザインワークショップを開催しました。

イベントの概要

同世代が選挙に行かない理由を考えるphoto by 中野瑛登

本イベント「まちづくりデザインワークショップ -東広島の学生が考える選挙啓発の新たなカタチ-」は、若年層の選挙啓発を目的として開催いたしました。

7月末に東広島市選挙管理委員会との若年層に対する選挙啓発活動についての意見交換を行う中で、昨年に引き続き市内大学の大学祭にブースを出展するとのことで、せっかくなら当事者である学生の視点を存分に盛り込もうと急遽決定した本イベント。たくさんのアイデアが飛び交う2日間でした。

Day1. 大学祭出展ブースの企画

大学生向けワークショップイベントの様子
photo by 中野瑛登

14日は、大学祭で出店するブース内容の企画を実施。

なぜ同世代は選挙に行かない人が多いのか?投票してもいいかなと思えるにはどうすればいいのか?といった課題について意見を出し合いました。

 

photo by 中野瑛登

 

その後、出た意見をもとに、大学生のブースで選挙に関心を持ってもらうには?という本題へ。

「実現可能性」、「新しさ」、「ブースに行ってみようと思えるか」、「”選挙に行ってみよう”につながるか」といった判断基準のもと、ボードゲームやワークショップなどたくさんのアイデアが出る中で、以下の2つを併設する形となりました。

  • well-being(心身ともに満たされた状態)についての模擬投票
  • 東広島の選挙に関するクイズ

詳細についてはぜひ、今後を楽しみにお待ちください!

Day2. ノベルティのデザイン企画

話し合いの結果を発表する大学生参加者photo by 中野瑛登

 

15日は、大学祭ブースで配布するノベルティグッズについて、参加者でイチから企画するワークショップを実施。

予算内でより良いものを実現しようというところで、Day1の内容を踏まえ、何を配布するのか、どんなデザインにするのかを考えました。

「目立つか」、「グッズとして欲しいものか」、「学祭当日に欲しくなるものか」、「ユニークか」の基準をもとにたくさんのアイデアが。

結果として、お菓子、シャボン玉、イヤホンなど多くのアイデアが出る中、風船やトートバッグ、リストバンドなどの作成が決まりました。

選挙啓発のマスコットキャラクターである「めいすいくん」を用いたデザインもラフ画を描きながら参加者全員で良いものに仕上がっています!

ぜひ当日、でき上がりを見に来てください!

イベント開催を受けて

ワークショップ参加者との集合写真
photo by
中野瑛登

本イベントには、Youth Vote! HIROSHIMAから共同代表の武本・高橋が参加いたしました。

武本(共同代表)

アイデア出しだけではなく、実際に形になるものをみんなで作っていくという形式でのワークショップは初めての試みでしたが、満足の声が参加者からいただけてよかったです。

大学生に向けての選挙啓発というところで、やはりその主役たる大学生が携わったほうがより等身大の企画ができあがるのではないかということでの開催でしたが、たくさんのアイデアをいただけて非常に身になる機会でした。

デザイン作業など、みんなで楽しく手を動かしていたところが印象的で、ぜひ今後につなげていきたいなと思います。

高橋(共同代表)

私もこのイベントに参加しましたが、選挙管理委員会の方から「グッズで僕らだけだと風船やリストバンドの発想はなかった」と仰っていました。

大学生が当事者の立場になって、イベントやグッズを考えることで、どうやったらイベントに来てもらえるかを考えることで実際の選挙でも若年層が投票所に来やすい環境づくりにも活かせるのかなと感じました。

実際の大学祭でどういうイベントやグッズになるのか非常に楽しみです!

 

最後に

末筆にはなりますが、本イベントの開催にご尽力いただきました東広島市選挙管理委員会事務局広島大学起業部 1st Penguin Clubの皆様、誠にありがとうございました。

今後ともYouth Vote! HIROSHIMAでは広島の10代・20代の投票意識の啓発に向けて邁進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

更新情報

  1. 8月16日の中国新聞の朝刊に、本イベントの記事が掲載されました。

この記事を書いた人

高橋辰昂

広島県広島市出身。 現在は東京でエンジニアとして勤務。 小学生時代に政治に興味を持ち、大学在学中に議員インターンシップを知り、参加・運営を経験する。 メディア運営に興味を持ち、地元広島の役に立ちたいという思いから当メディアを設立。
著者情報ページ

この記事を書いた人

高橋辰昂

広島県広島市出身。 現在は東京でエンジニアとして勤務。 小学生時代に政治に興味を持ち、大学在学中に議員インターンシップを知り、参加・運営を経験する。 メディア運営に興味を持ち、地元広島の役に立ちたいという思いから当メディアを設立。
著者情報ページ